2025.10.15
朝起きたら首が回らない…寝違えの原因と根本治療
ハーモニー仙川中央整骨院です!
「朝起きたら急に首が痛くて回らない」「特定の方向に動かすと激痛が走る」といった症状は、寝違えです。痛みが引いた後も再発しやすいのは、根本的な姿勢の歪みが残っているためかもしれません。
寝違えの主な原因
寝違えは、睡眠中の不自然な姿勢や、日中の疲労の蓄積が主な原因で起こります。
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筋肉や靭帯の炎症: 枕が合わない、極度の疲労などで首や肩周りの筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)が緊張した状態で寝ると、寝返りがうまく打てず、特定の筋肉や靭帯が過度に引き伸ばされたり、圧迫されたりして炎症を起こします。
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日中の疲労蓄積と姿勢の歪み: 普段から猫背などの不良姿勢で首周りに負担がかかっていると、寝返りなどの軽い負荷でも組織が損傷しやすくなります。
当院での治療法
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ハイボルト治療: 急性期の炎症や痛みの強い部分に対し、特殊電気治療で深部から鎮痛・消炎効果を促し、早期回復を目指します。
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手技療法: 痛みが落ち着き始めたら、硬くなった首や肩甲骨周りの筋肉を丁寧に緩め、可動域を回復させます。
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矯正治療: 寝違えの原因となる土台の歪み(猫背、骨盤の歪み)を矯正し、首に負担がかからない正しい寝姿勢・立ち姿勢をサポートします。
自宅でできる寝違えのセルフケア
痛みが落ち着いた回復期に行うことで、血行を促進します。
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【痛くない範囲でのストレッチ】
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椅子に座り、姿勢を正します。
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痛みが出ない小さな範囲で、ゆっくりと首を左右に傾けたり、顎を引いたりする動きを繰り返します。
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痛みの出る方向は避け、動かせる方向に優しく動かすことで、血行を促進し、筋肉の回復を促します。
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寝違えが頻繁に起こる方は、仙川の当院にご相談ください。
副院長 板倉 基二