2025.08.20
デスクワークによる腰痛、その原因は「お尻」と「太もも」かも?
ハーモニー仙川中央整骨院です!
近年、デスクワークの普及により、長時間座りっぱなしで腰の痛みを訴える方が増えています。「腰痛」と聞くと、腰の筋肉が原因だと思いがちですが、実は腰痛を引き起こしているのは、意外な筋肉かもしれません。
今回は、デスクワークで腰痛になりやすい筋肉と、その対策についてお話しします。
デスクワーク腰痛の主な原因筋肉
デスクワークで座っている姿勢が続くと、以下の筋肉が硬くなり、腰に負担をかけてしまうことがあります。
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お尻の筋肉(特に中臀筋): 長時間座っていると、お尻の筋肉が圧迫されて硬くなります。特にお尻の横にある中臀筋は、立つときに骨盤を安定させる重要な筋肉ですが、硬くなると腰痛の原因になることがあります。
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太ももの裏の筋肉(ハムストリングス): 座っている姿勢では、太ももの裏の筋肉が縮んだ状態が続きます。これが硬くなると、骨盤が後ろに引っ張られ、腰の自然なカーブが失われて腰に負担がかかります。
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腸腰筋: 腰の奥にあるインナーマッスルで、正しい姿勢を保つ役割があります。長時間座っていると、この筋肉が縮んで弱くなり、立つときに腰を反らせすぎてしまい、腰痛につながることがあります。
デスクワーク腰痛の改善事例
以前、当院にいらっしゃった30代の男性会社員は、長時間座ってパソコン作業をしていると腰が重くなり、立ち上がるときに痛むというお悩みでした。
お体を診させていただくと、お尻と太ももの裏の筋肉がガチガチに硬くなっており、骨盤が後ろに傾いていることが分かりました。
そこで、当院では以下の施術を行いました。
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痛みの緩和と筋肉の緩和: ハイボルト治療で腰の痛みを和らげつつ、手技で硬くなったお尻と太ももの裏の筋肉を丁寧にほぐし、骨盤の動きをスムーズにしました。
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姿勢の歪み矯正: デスクワークで歪んでしまった骨盤や背骨を整える「歪みの矯正治療」を行いました。これにより、腰への負担が減り、正しい姿勢を保ちやすくなりました。
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インナーマッスルの強化: 弱っていた腸腰筋などのインナーマッスルを「EMS(楽トレ)」で効率的に鍛えました。
数回の治療後、男性は「座っている時の腰の重さがなくなり、立ち上がるのが楽になった!」と喜んでいただけました。
デスクワーク腰痛の対策と整骨院でできること
デスクワークによる腰痛は、放置すると慢性化してしまいます。当院では、痛みのある腰だけでなく、その根本原因であるお尻や太ももの筋肉にアプローチし、姿勢全体を改善することで腰痛の根本解決を目指します。
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手技療法: 硬くなった筋肉を直接ほぐし、柔軟性を高めます。
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ハイボルト治療: 痛みが強い場合に、炎症を抑え、痛みを素早く和らげます。
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矯正治療: 骨盤や背骨の歪みを整え、腰への負担を軽減します。
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EMS(楽トレ): 姿勢を支えるインナーマッスルを強化し、再発を予防します。
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セルフケア指導: デスクワーク中の簡単なストレッチや、正しい座り方などをアドバイスします。
仙川でデスクワークによる腰痛にお悩みの方は、ぜひハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。
副院長 板倉 基二