2025.09.23
肉離れ・スポーツでの怪我
【肉離れについて】
こんにちは。ハーモニー仙川中央整骨院です。
今回はスポーツや日常生活でも多く見られる 「肉離れ」 についてご説明いたします。
肉離れとは?
肉離れとは、筋肉が急激に引き伸ばされたり、強い力で収縮した際に、筋繊維が損傷・断裂してしまうケガのことです。
特に 太ももの裏(ハムストリングス) や ふくらはぎ(腓腹筋) に多く発生します。
症状
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急な動作で「ブチッ」とした感覚や鋭い痛み
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歩行やジャンプでの強い痛み
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腫れ・熱感・内出血(青あざ)
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重度の場合は、筋肉にへこみを触れることもあります
病態と損傷度合い
肉離れは損傷の程度によって3段階に分けられます。
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Ⅰ度(軽度):筋繊維の微細損傷。軽い痛みで動けることが多い。
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Ⅱ度(中等度):筋繊維の部分断裂。強い痛み、歩行困難、内出血も出やすい。
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Ⅲ度(重度):筋繊維の完全断裂。激痛で歩行困難。場合によっては手術が必要。
当院の治療について
ハーモニー仙川中央整骨院では、痛みを早期に抑え、再発予防までを見据えた施術を行っています。
使用する治療機器と効果
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ハイボルト療法
高電圧の刺激で神経の興奮を抑え、痛みを短時間で軽減します。 -
立体動体波
3方向から電気を立体的に流し、深部の筋肉までアプローチ。炎症を抑え、回復を早めます。 -
3DMENS(マイクロカレント)
ごく微弱な電流を用いて、損傷組織の修復を促進。細胞レベルで回復を助けます。 -
マイクロカレント療法
炎症を抑え、腫れや内出血の吸収を促進。早期の治癒に効果的です。
これらを症状や損傷の度合いに応じて組み合わせることで、より高い治療効果を目指しています。
治療頻度と回復目安
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痛みがある場合は毎日施術 することで回復が早まります。
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損傷度合いによって治癒期間は異なります。
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軽度:1?2週間
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中等度:3?6週間
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重度:2?3か月以上(場合によっては医療機関での手術が必要)
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改善事例
当院に通われた患者様の一例をご紹介します。
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20代男性(サッカー部)
試合中に太ももの裏を痛めて来院。歩行困難で強い痛みがありました。
ハイボルト+3DMENSを中心に毎日施術し、5日目には歩行時の痛みが大きく軽減。
2週間後にはランニングを開始でき、3週間で競技復帰されました。 -
40代女性(ジョギング愛好者)
ふくらはぎに強い張りと内出血が出現。
初期は立体動体波で炎症を抑え、マイクロカレントを併用。
10日ほどで痛みは消失し、約3週間でジョギングを再開されました。
まとめ
肉離れは適切な初期治療を行うことで、回復が早まり再発も防ぐことができます。
「少しの痛みだから…」と放置すると慢性化・再発のリスクが高まりますので、違和感を感じたら早めにご相談ください。
???? ハーモニー仙川中央整骨院では、患者様の状態に合わせて 最適な治療プラン をご提案いたします。
副院長 板倉 基二