2025.04.16
膝のお皿の下の痛み?脂肪が原因ってどういうこと?
膝の痛み、というと半月板や十字靭帯といった膝の内部の組織の損傷を連想する方が多く、手術が必要な重大なケガ、とイメージする方も少なくありません。(おそらくスポーツ選手のケガに関する報道の影響でしょう)
しかし、実際には軽度の損傷や痛みであれば、手術が必要ではないケースの方が多く、整骨院でも十分対応が可能です。また、膝の痛みといってもその範囲は広く、膝の内部よりむしろ膝の周囲の組織が痛みの原因になっているケースが多く見られます。
その中でも特に多いのは膝のお皿の下側~横側にかけての痛みで、このような痛みの場合、「膝蓋下脂肪体」という組織が関係していることがよくあります。
膝蓋下脂肪体とは?
膝蓋下脂肪体とは、文字通り「膝蓋骨(膝のお皿)の下にある脂肪の塊」という意味です。「脂肪」というとなにか不要なもののように思われる方もいますが、身体には必要な脂肪組織がけっこうあり、この脂肪の塊は膝のお皿の動きをスムーズにしたり、運動の衝撃を吸収したりするクッションの役割をします。
また、この脂肪組織が血管や神経が豊富に通っているのですが、炎症を起こしたり硬くなってしまうと、この神経が刺激されて痛みの原因となることが多い組織でもあります。
膝蓋下脂肪体が痛む原因
脂肪体を傷める原因としては、直接的な打身以外にも、膝の動きの悪さや筋肉の硬さなども関係してきます。また、膝の動きは股関節や足首の可動域にも左右されるので、膝だけではなく、トータルで見た治療が回復の早道となります。
レントゲンで分かりにくい膝の痛み
膝蓋下脂肪体の痛みは明確な組織の損傷を伴いにくいため、レントゲンなどでは判明しづらく、見落とされやすい痛みではありますが、実際には膝の痛みのかなり大きい割合を占めると言われています。
「膝が痛くてレントゲンを撮ったけどなんでもないと言われた」などの患者様も、諦めずに当院にご相談ください!
当院の膝の痛みへのアプローチ
当院では、膝の痛みの原因をしっかりと見極め、膝蓋下脂肪体へのアプローチはもちろん、全身のバランスや股関節、足首の動きなども考慮した治療を行います。
- **ハイボルテージ治療:**膝の炎症や痛みをピンポイントに緩和する効果が期待できます。
- **矯正治療:**全身の歪みを整え、膝への負担を軽減します。月額6,600円のフリーパスで継続的なケアが可能です。
- **手技療法:**膝周りの筋肉の緊張をほぐし、関節の動きをスムーズにします。
- **EMS:**太ももや体幹の筋肉を鍛え、膝を安定させる力を高めます。
仙川で膝の痛みにお困りの方は、ぜひハーモニー仙川中央整骨院へお越しください。
副院長 板倉 基二