末端の冷えからくる頭痛・不眠…原因は「自律神経のブレーキ」の故障です

2025.10.08

末端の冷えからくる頭痛・不眠…原因は「自律神経のブレーキ」の故障です

ハーモニー仙川中央整骨院です!

「足先は冷たいのに、顔はほてる」「冬だけでなく、夏でも冷房で手足が冷える」

この末端の冷えは、単なる体質ではなく、自律神経が体温調節のコントロールをうまくできていないサインかもしれません。

 

体の「ブレーキ」が効かなくなるメカニズム

 

自律神経の「冷え」に対する働きは、主に以下の2つがカギとなります。

  1. 交感神経(アクセル): 寒いときに血管を収縮させて、熱を逃がさないようにする。

  2. 副交感神経(ブレーキ): 体をリラックスさせ、血管を拡張させて血流を良くする。

冷えが慢性化すると、体は常に「温めよう」として交感神経が優位になり続けます。この状態が続くと、アクセルを踏みっぱなしになり、**ブレーキ(副交感神経)**がうまく働かなくなります。

  • 頭痛・肩こり: 交感神経が血管を収縮させ続けるため、頭や肩への血流が悪化し、緊張型頭痛や頑固な肩こりにつながります。

  • 不眠: リラックスすべき夜間も交感神経が優位なままで、なかなか寝付けない、または眠りが浅いといった不眠症状を引き起こします。

  • 末端冷え: 血管が過剰に収縮することで、手足の先といった末端に血液が届きにくくなり、冷えがさらに悪化します。

 

ハーモニー仙川中央整骨院での自律神経調整

 

当院では、冷えによる自律神経の不調に対し、体のバランスを整え、ブレーキ機能を回復させることを目指します。

  1. 骨格・骨盤矯正: 歪んだ姿勢は、筋肉を緊張させ、自律神経にストレスを与えます。体の土台である骨盤や背骨を整えることで、体幹の緊張を緩和し、自律神経が安定しやすい状態を作ります。

  2. 自律神経に特化した施術:立体動態波」による背骨へのアプローチや、「腸もみ」で内臓の働きを整えることで、ブレーキ役の副交感神経が優位になりやすい状態へ導きます。

  3. インナーマッスル強化:EMS(楽トレ)」で体幹を強化し、姿勢の維持による無駄な筋緊張を減らすことで、自律神経への負担を軽減します。

 

自宅でできるセルフケア:お腹を温める

 

  • 【お腹の温めとマッサージ】 カイロや温かいタオルをおへその周りに当てて温めます。お腹周りには自律神経が集まっています。温めた後、優しく「の」の字を書くようにマッサージすると、内臓の血行が良くなり、自律神経の安定につながります。

冷えからくる不調は、我慢せずに適切なケアが必要です。仙川で冷えや自律神経の乱れによる不調にお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。



副院長 板倉 基二