2025.07.16
首の付け根の痛みや頭痛、それ「スマホ首」と「後頭下筋」が原因かも?
ハーモニー仙川中央整骨院です!
「パソコン作業をしていると首の付け根が重くなる」「後頭部がズキズキするような頭痛が頻繁に起こる」「首を動かすとゴリゴリ音がする」といったお悩みはありませんか?これらは、現代人に非常に多い「スマホ首(ストレートネック)」と、それに伴う「後頭下筋(こうとうかきん)」の緊張が原因かもしれません。
現代人の姿勢「スマホ首(ストレートネック)」
私たちの首の骨(頸椎)は、本来ゆるやかなS字カーブを描いています。このカーブが、頭の重さを分散し、首への負担を和らげるクッションの役割を果たしています。しかし、長時間パソコンやスマートフォンを使用する際、無意識のうちに頭が前に突き出てしまう姿勢をとっていませんか?これが、首のカーブが失われ、まっすぐになってしまう「スマホ首」、あるいは「ストレートネック」と呼ばれる状態です。
スマホ首の姿勢になると、約5kgもあると言われる頭を、首の筋肉だけで支えなければならなくなります。これにより、首や肩の筋肉には常に過剰な負担がかかってしまいます。
首の痛みや頭痛の犯人「後頭下筋」
首の付け根、後頭部との境目あたりには、「後頭下筋群」と呼ばれる小さな筋肉の集まりがあります。これらの筋肉は、頭を微妙に動かしたり、目の動きに合わせて頭の位置を調整したりする、非常に繊細な働きをしています。
スマホ首の姿勢になると、頭が前に出た分、後頭下筋は常に頭を後ろに引き戻そうと頑張り続けます。しかし、本来微妙な位置調整に使われる後頭下筋群には頭の重量を支えるだけのパワーがありません。これにより、後頭下筋が慢性的に緊張し、硬くなってしまいます。
この後頭下筋の緊張は、以下のような症状を引き起こすことがあります。
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首の付け根の痛みやだるさ: 筋肉が硬くなることで、血行が悪くなり、疲労物質が溜まります。
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頭痛: 後頭下筋の緊張は、神経を刺激したり、頭のてっぺんやこめかみに広がる「緊張型頭痛」を引き起こしたりすることがあります。
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目の疲れ: 後頭下筋は目の動きとも連動しているため、この筋肉が緊張することで目の奥が重く感じたり、疲れやすくなったりすることもあります。
ハーモニー仙川中央整骨院の改善事例
以前、当院にいらっしゃった患者様で、IT企業にお勤めの30代男性がいました。「毎日デスクワークで、夕方になると首の付け根がガチガチになり、ひどい時には頭痛で仕事に集中できない」というお悩みでした。
お体を拝見すると、典型的なスマホ首の姿勢で、首のカーブがほとんどなく、後頭下筋を含む首から肩にかけての筋肉が非常に硬くなっていました。触診でも後頭下筋部に強い圧痛がありました。
そこで、当院では、
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痛みの強い首の付け根や後頭部に「ハイボルテージ治療」を行い、炎症と筋肉の緊張を素早く和らげました。
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手技療法で、後頭下筋群や首・肩周りの硬くなった筋肉を丁寧にほぐし、血行を促進しました。
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最も重要と考えられたのが、首の姿勢改善です。当院独自の「矯正治療」で、首の正しいカーブを取り戻し、頭が適切な位置に来るように、全身の歪みを整えていきました。これにより、後頭下筋への負担が軽減され、筋肉の緊張も和らぎました。患者様には継続的なケアのため、月額6,600円の「プレミアム矯正パス」もご案内しました。
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さらに、EMS(楽トレ)で姿勢を支える体幹のインナーマッスルを強化し、良い姿勢を無理なく維持できるようサポートしました。
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日常生活でのパソコンやスマートフォンの使い方、休憩中の簡単なストレッチ方法なども具体的にアドバイスしました。
数回の施術と、ご自宅での姿勢意識を続けることで、男性の首の痛みと頭痛は大幅に軽減し、仕事の集中力も向上したと大変喜んでいただけました。
首の付け根の痛みや頭痛でお悩みなら(仙川)
もし、あなたが首の付け根の痛みや頭痛に悩まされているなら、それは「スマホ首」と「後頭下筋」の緊張が原因かもしれません。放置すると症状が慢性化したり、日常生活に支障をきたしたりすることもあります。
仙川で首の痛みや頭痛にお悩みの方は、ぜひハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。あなたの症状と体の状態を詳しく拝見し、根本原因にアプローチする最適な治療プランをご提案させていただきます。快適な毎日を取り戻すお手伝いをいたします!
副院長 板倉 基二