2025.04.26
腕を上げると痛い?それはインピンジメント症候群かも
腕をあげると痛い、腕を捻ると痛い…いわゆる「四十肩・五十肩」と呼ばれる症状の中には、「インピンジメント症候群」という状態が隠れていることがあります。
インピンジメント症候群とは?
「インピンジメント」とは「衝突する」という意味です。肩の骨の間を通る筋肉の腱(スジ)が衝突してしまうことで、炎症が起こります。
肩口を触ると感じられる骨を「肩峰(けんぽう)」といいます。この肩峰はアーチのような形をしており、そのアーチの下を棘上筋(きょくじょうきん)という筋肉のスジが通っています。
この棘上筋腱が、腕を上げる動作の際に肩峰と上腕骨の間で挟まれてしまうことで、炎症を起こしてしまうのが「インピンジメント症候群」です。
インピンジメント症候群の原因
インピンジメント症候群は、スポーツや力仕事などで腕を上げる動作を頻繁に行う方に多く見られます。しかし、そのような経験がない方でも発症することがあります。
その場合、単純な使いすぎだけでなく、肩甲骨や肩関節に関係する筋肉のバランスが悪くなっていることが原因と考えられます。筋肉のバランスが崩れると、肩甲骨と上腕骨の位置関係(アライメント)が正常でなくなり、棘上筋腱が「挟まりやすい位置」になってしまうのです。
インピンジメント症候群の治療
インピンジメント症候群の治療は、実際に炎症を起こしている腱そのものへの治療だけでなく、肩関節全体や肩甲骨、さらには身体全体の姿勢や使い方へのアプローチも重要になります。
放置すると悪化のリスクも
インピンジメント症候群が悪化すると、繰り返される炎症によって腱そのものが劣化したり、断裂したりするリスクもあります。
腕を上げると痛い、肩の動きが気になるという方は、まずは一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください!
当院の施術について
- **ハイボルテージ治療:**肩の深部の炎症や痛みを効果的に緩和します。
- **矯正治療:**肩甲骨や肩関節を含む全身の歪みを整え、肩関節の正常な動きを取り戻します。月額6,600円のフリーパスで継続的なケアが可能です。
- **手技療法:**肩周りの筋肉の緊張を緩め、関節の可動域を広げます。
- **運動療法:**肩関節周囲の筋肉のバランスを整え、正しい動かし方を指導します。
仙川で肩の痛み(四十肩・五十肩)にお悩みの方は、ぜひハーモニー仙川中央整骨院へお越しください。
副院長 板倉 基二