「胸郭出口症候群」について

2024.02.26

「胸郭出口症候群」について

寒い時期に手の痺れや痛みでいらっしゃる患者様が増加します。

以前に神経痛のブログで説明させていただいたように
痺れや神経痛の原因は多くが「骨や筋肉が神経の通り道を圧迫している」ことがあります。

手の神経痛では
・手首の神経が通るトンネル(手根管)
・肘で神経が通る部分(肘部管)
などが原因で痺れが起きる場合もありますが、
・首の骨から神経が出てくる場所(神経根)
・首や胸の神経の通り道の筋肉(胸郭出口)
などで神経が圧迫されているケースも多く見受けられます。

首の骨から出た神経は、首の横の筋肉の合間をぬいながら
鎖骨の下を通り、脇から腕につながっていきます。

この通り道にある筋肉は特にデスクワーカーに多い
「肩が前に巻いてしまい、首も前に突きでる」
姿勢で負荷がかかりやすく、
「特に原因に思い当たりがないけど手の痺れ、痛みがある」
という方ではこれらの筋肉が原因だった、ということもあります。

このような「胸郭出口症候群」の治療は原因となる筋肉への治療と同時に
歪みや姿勢へのアプローチも重要になります。

まずはハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください!



副院長 板倉 基二